お出汁は日本で最強の薬膳スープ
こんにちは!
副学院長の寺薗真衣です。
もうすぐ一歳七か月が見えてきた息子。
教科書通りだと、一歳半で離乳食を卒業する子も出てくる時期。
息子も奥歯がだんだん生えてきて、ずいぶん固いものも噛めるようになってきました。
息子も卒乳したし、ものすごく食欲もあるし、これってもう離乳食じゃないかも。
おっぱいという一番安心安全なたんぱく質の摂取も終わってしまったので、少しずつタンパク質の登場回数も増やしています。
とはいえ、まだタンパク質少な目、砂糖不使用、味付けはまだまだ超うす目で行くので、幼児食と完了期のハザマをしばらく進みたいと思います。
一歳半を過ぎてから、ベースのお出汁を鰹と昆布から、煮干しと昆布に変えました。
これまでは食塩無添加のだしパックなども使ったりしていましたが、やっぱり本当にだしを取るとおいしい!(笑)
やっぱりホンモノにはかないません。
煮干しは塩ゆでして干した青背のお魚(かたくちいわしが主流ですよね)なので、鰹節より塩気があります。
息子の場合、一歳五か月からお野菜の塩ゆでを解禁して、一歳半からお味噌1つまみいれたお味噌汁なども解禁して、
少しだけ味が入りました。
とはいえ、大人の味にはまだまだ。
しばらくはこんな感じの味付けで行きたいと思います。
煮干しだしにしたのにはもう一つ理由があって、イワシのお出汁=青背のお魚を摂取してほしいから。
子供の脳は3歳までに80%出来上がるといわれています。
それまでにしっかりと神経回路を作り上げたい!かしこくなってほしい!(笑)
そんなこんなでDHAやEPAをそろそろ意識した食事にしています。
とはいえ、青背の魚をいっぱい食べてもらう、とか、非加熱でつかうオメガ3系のオイルを絡めるとかは、やっぱりまだまだ胃腸に負担。
となるとお出汁や、オメガ3が含まれる食材(えごまなど)を取り入れるのが一番いい!
この食材にはこんな薬効があるから食べてほしい!
というものがあっても、「その食材が受け止められるかどうか、吸収できる環境はととのっているか?」
を考えるのもすごく大事です。
油分の負担も少なく、こんな小さい子でも毎日無理なく続けて摂取できる日本のお出汁って、本当にすばらしいな、としみじみ思います。
日本人の文化で最強の薬膳スープの「お出汁」しっかり伝えていきたいと思います!
国際薬膳学院の上級講座ではおだしをしっかり薬膳に落とし込んでいくカリキュラムがあります。
お出汁の一つ一つの効能を知って、毎日のお味噌汁から最強の薬膳スープを目指してくださいね!
2019.05.30