今までにない薬膳教育「日本人のための薬膳」/ 国際薬膳学院・大阪 / 東京

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主任講師寺薗真衣の「中医学ってどうやって勉強するのん?」⑪

第11章「表裏について考える①」

 

こんにちは!

主任講師の寺薗真衣です。

 

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白きくらげの季節到来ですね!

 

五臓六腑の勉強をするときに

「臓にはそれぞれ対応する腑がある」

ということを学びます。

 

習い始めた時、西洋医学的な考えでは到底つながりそうにない部分が対応していることに、

なかなかしっくりこず、丸暗記から入ったことを覚えています。

 

(振り返ったらわたし、序盤丸暗記ばかり!(笑))

 

とりあえず覚えた後、暗記から理解に変えるために、何度も何度も繰り返し勉強を重ねるのですが、西洋医学的な理解から東洋医学のうらが取れた時、すっと頭になじんで理解に代わるのだなぁと日々実感しています。

 

今日はそんな「臓腑(表裏)」についてお話ししたいと思います。

 

*****************

 

臓腑の表裏関係とは、

 

肝⇔胆

心⇔小腸

脾⇔胃

肺⇔大腸

腎⇔膀胱

 

のように対応しています。

 

何故これらを対応するものと考えていいのかは、次回じっくりお話しするとして、

 

今日はざっくりと臓腑のトラブルについて掘り下げます。

 

中医学では、臓器を臓と腑に分けて考えます。

 

臓とは中身の詰まったもの、腑とは空洞の管状のものという定義があります。

 

中身が詰まったもの、と定義されている「臓」は詰まっているのが健康な状態。

 

主に何が詰まっているかは臓によりますが、その中身が足りないと良くない状態になります。

例えば、肝血虚 心血虚 脾気虚 肺気虚 腎陰虚・・・などなどです。

 

臓は足りない状態を補う「補」の方針がメインになることがわかります。

 

 

それに対して、「腑」はどうでしょう?

腑はほとんどが消化管の一部ですが、なかみが空っぽの状態がよいとされています。

 

つまり、詰まっていると良くない状態になります。

 

例えば、胃内停水 便秘 膀胱湿熱 大腸湿熱 小腸実熱・・・などなど。

 

ドロっとしたものがうまく管を通らず、熱をもってトラブルが起こる、という流れが多いですね。

 

なので、腑はつまりを出す「瀉」の方針がメインになることがわかります。

 

臓腑、とまとめられると、どうしても一つ一つを見るのを忘れてしまいがちですが、漢字には一つ一つ意味があります。

 

意味を読み解くと、丁寧にひも解くことができるのが中医学の面白いところです。

 

次回は表裏関係にある臓腑に注目して、理解を深めていきたいと思います!

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

2016.10.03

主任講師寺薗真衣の「中医学ってどうやって勉強するのん?」⑩

国際薬膳学院 主任講師 寺薗真衣の連載コラム

中医学ってどうやって勉強するのん!?

 

国際薬膳学院の主任講師の寺薗がお送りする連載コラム、毎週月曜日に更新してます!

 

第10章「陰陽バランスを考える」

 

こんにちは!

主任講師の寺薗です。

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(秋はだしのしゅんだ(しみた)お揚げさんがおいしいなぁ~とおもうの図)

ずいぶん朝晩が涼しくなってきましたね。

とはいえ、日中はまだ暑い日もあって、激しい寒暖差に体調を崩している方も多いかと思います。

 

寒暖差が激しい時、私は陰陽バランスをだなぁ~と感じます。

 

何事もバランス!の中医学では、生活リズムや気候を陰陽で捉えると、対策が見えてくるのではないかな~と思います。

 

 

*****************

 

中医学の基礎理論の中に「陰陽」の考え方があります。

 

全ての対極にあるものを陰陽でかんがえる、というあれです。

 

陰陽はそれだけだとものすごく哲学的で怪しげなイメージがしてしまいますし、初めに習う理論の中で一番インパクトが大きく、

「うわ、あやしげなものに足を踏み入れてしまったのでは…」

 

と思ってしまったものです。

しかも、文章にするととっても難しく見え、なんだか漠然としていて、わからないけどいいや~とおもってスルーしていました(笑)

 

ですが、春の三寒四温、夏の猛暑日、冬の大寒波などを陰陽のバランスの変化の中の「陰陽転化(それぞれがMAXまで強くなると反対の方向に向き始める)」とらえると、

 

暑い暑い猛暑日が続けば、

「ああ、暑さがMAXということは、これから涼しい方向へうつりかわるなぁ!」

 

と秋が楽しみになりますし、

 

大雪でものすごく寒い日が続けば、

「ああ、もうすぐ春にむかっていくなぁ!」

 

と春が待ち遠しく感じます。

 

最近は暑さ寒さが異常で、振れ幅がすごくなってきているなぁと思います。

 

メトロノームや振り子を思いっきり遠くまで引っ張っている感じ。

 

気候がこんなに振れ幅があるということは、私たちの身体もそれに対応して変動についていかなければなりません。

 

その為には陰陽にしっかり身をゆだねることが大切です。

 

身体の中で考えるべき陰陽は

 

陰=血+津液

 

陽=気

 

だけではありません。

 

具体的に言うと、

 

陰の時間(夜)に陰の状態になり(寝て)、陽の時間に陽の状態になる(活動する)

 

女性の場合だと、それに加えて

 

陰の期間(低温期)に陰を増やしてしっかり転化して(排卵期)陽の期間(高温期)が来るように整える。

 

こんな感じです。

 

何気なく過ごしている中にも、陰陽はしっかりと根付いています。

 

そして、陰虚と言われる症状の代表といえば「ほてり、のぼせ、寝汗」

 

ですが、水分が足りなくなっている状態なのに、なぜ汗が出るんだろう?とおもったことはないでしょうか?

 

これも、あつーくなったものを冷ましたいと思った身体が、自分自身を冷やすために起こす苦肉の策なのです。

 

ということは、大切な、なけなしの水分を使って身体を冷ますわけですから、身体はさらにさらにからからになって陰虚が進みます。

 

そうなるとこれからの時期、大気は乾燥して、からだの保湿力は減り、バリア機能は落ちて風邪をひきやすくなったりする…という流れになるわけです。

 

知らず知らずの生活の中の陰陽をしっかりとらえて、これからの秋冬に備えていきましょうね!

2016.09.26

腰を痛めた母の薬膳料理を作りました

皆様こんばんは。

国際薬膳学院 学院長の赤堀真澄です。

 

 

母から「何もないところで尻もちをつき
腰の骨にヒビが入った」と連絡あり。

自分で確認するまで心配していましたが
母の状態は大したことなく
患部の状態も腫れも炎症もなし。

それでも腰を痛めたことに変わりはないので
母の状態を見ながら作った薬膳料理を
シリーズでご紹介していきます。

 

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昆布・なす・ごぼう・干しシイタケの煮もの

 


(これを作った意味)
打撲したところは血の巡りが悪くなっているため(瘀血)
血液をサラサラにする効果のある食材で活血させ
なおかつ腰を管轄する腎を補う黒い食材を使った煮物です。

 

ここで意識するのは「寒熱の状態」

 

患部の状態・・・熱感なし
本人の体感・・・特に暑くもなく寒くもなく

なすや昆布、ごぼうは冷やすので
にんじんを加えて煮ものにするということで
冷やしすぎを防ぎました。

 

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和栗のペーストとマッシュルーム入りクリームシチュー
(これを作った意味)
栗は血行を良くして下半身強化に役立つ食材。
頂きものの栗を蒸して実を出し、
カルシウム豊富なクリームシチューに溶かし込みました。

マッシュルームはしびれや麻痺に良い食材のため投入。
シチューによく合うきのこですし!

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しし唐辛子とじゃこの煮びたし 山椒の実の佃煮風味

(これを作った意味)
夏の血液サラサラ食材といえば
ししとうやピーマン。
この時期の活血食材に最適です。

 

 

単独では体を冷やしてしまうので
山椒の実の佃煮と一緒に炊きました。

 

じゃこでもカルシウムを補い、骨の修復促進に!

母に「何を食べたい?」って聞くと
「揚げ物!」とのこと・・・・

普段自分のためには古油の処理が面倒で
全く揚げ物をしないとのこと。

 

 

じゃあ、今の状態でも食べられる揚げ物にしよう。

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エビ天入り昆布だしのおうどん

(これを作った意味)
腰痛に良いエビを使った揚げ物を作りました。
ただエビも温性、揚げ物という調理法も
必要以上に体を熱くしてしまいます。

 

 

今、母は打撲がある状態ですので
暑くし過ぎない工夫として
うどんだしに「かつお節」を使わないこと。

 



かつおは体を温めてしまうからです。

 

 

冷やす昆布で丁寧に出汁を取れば
エビ天の温めすぎを緩和させます。

 

美味しいめんつゆと良質の塩を使ったので
ぼんやりせず美味しいおうどんになりました!

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とんかつにも大根おろしをたっぷり添えて。

 

 

大根おろしは涼性で
揚げ物の「体を熱くする」作用を緩和します。

 

 

続きはパート2で!

2016.09.20

薬膳を使いこなすテクを教えます!秋コース9月29日(木)開講二番目薬膳本科

「薬膳を学んだけど、いまいち自身がない」

「学んだ知識を使いこなせてない」

「食べる人の体の状態が分からない」

このお悩みを解決します。

二番目にわかりやすい薬膳本科

 

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皆様こんにちは。

学院長の赤堀真澄です。

 

「薬膳を使いこなす」とはどういうことでしょうか。

 

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食べる人の突発的な不調に即座に対応できる

薬膳の応用力が大切です。

 

「口にできものができた」

「夜あまり眠れない」

「関節が痛む」

「ぶつぶつが出た」などなど・・・

 

 

ご家族がこのような訴えをしたときに

その症状は体の中に

何が余分にあって

何が足りないのか?

 

 

 

またそれに合う食材とは?

どのような調理法にして食べさせたらいいでしょうか?

 

 

それを学べる知識を

懇切丁寧にご指導いたします。

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秋コース9月29日(木)開講

最終募集です。

二番目にわかりやすい薬膳本科

 

薬膳ランチ付き講座と

弁証訓練のロールプレイングで

実践的に薬膳を使いこなすテクニックを学びます。

冬薬膳本科ランチ

お申込みはこちらをどうぞ

 

2016.09.20

主任講師寺薗真衣の中医学コラム「中医学ってどうやってべんきょうするのん?」⑨

国際薬膳学院 主任講師 寺薗真衣の連載コラム

中医学ってどうやって勉強するのん!?

 

国際薬膳学院の主任講師の寺薗がお送りする連載コラム、毎週月曜日に更新しております!

 

第9章「西洋医学と東洋医学を行き来する」

 

こんにちは!

 

栗の渋皮煮のお写真をアップされているかたをちらほらお見かけするようになったことよりも、電車で咳こんでいる人の人数が増えたことで、秋を感じている主任講師の寺薗です(笑)

ちなみに私は秋の一番の好物は蓮根です!

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秋刀魚のシーズンも到来ですね!

そろそろ秋の乾燥シーズン到来、マスクしなきゃーとか、保湿クリーム塗らなきゃー!と思いながら、まだ桃や白きくらげを食べるくらいにとどまっています。

 

中医学の理解を深めるためには、中医学の知識をベースに西洋医学に目を向けてみるのがおすすめです。

 

今回は、これからの乾燥シーズンに気になるお肌をテーマにお話ししてみたいと思います。

 

皆さんの「美肌」の定義はなんでしょうか。

 

透明感のあるみずみずしいお肌

 

くすみのないハリツヤのあるお肌

 

化粧品のCMのようなうたい文句こそが美肌の定義でしょうか。

 

中医学の世界では、美肌=陰が充実している

 

となんとなく理解しているものの、それってなんでしょうか?

 

・・・と言われると陰=体の中の水分全般(血+津液)を補う⇒補陰・滋陰

 

ですが、なんとなくスッキリしない、と思いませんか?

 

こんな時、中医学の視点を持ちつつ、西洋の解剖学を見るととてもしっくりきます。

 

************************

 

美肌って、一言で言いますが、

ただ潤いがあればいいでしょうか?

 

皮膚(表皮)がカサカサ出なければ美肌でしょうか?

 

そうではないですよね?

 

「乾燥に負けないくすみのないハリツヤのあるお肌」

というのを分解すると

 

・乾燥していない

・血色がよいこと

・お肌に弾力があること

・ツヤがあること

 

と4つの要素から成り立っています。

 

では、まずは西洋(現代)の観点から中医学をみてみると、

 

 

乾燥していない・・・表皮を主る肺が充実している

 

血色がよい・・・血の巡りがよい・・・瘀血がない・・・肝の疏泄作用と蔵血作用が整っている

 

お肌の弾力(真皮組織のコラーゲン)がしっかりしている・・・肌肉が充実している・・・脾の機能が整っている

 

艶がある・・・五華の顔・・・心が充実している

 

 

そうすると、中医学的に

・肺・脾・心・肝が良い状態であること

 

それに付け加えるならば、これらの五臓すべてが動くパワーの源(腎)が充実していること

 

となり、なんだー!全部じゃないか!!!

 

となりますよね(笑)

 

もちろん、健康的な美肌のためには、お肌の状態だけでなく、精神状態も大切なキーポイントになります。

 

精神的にも体調的にもボロボロだけど、外見だけはなんとか!と塗るスキンケアだけでは持続力がないのは、内面が大きく関わっているからなわけです。

 

このなかで、自分の一番足りていないものを最重要ケアポイントとして調整をかけていくのです。

 

また、この五臓の状態は中医学に見てから、さらに、西洋医学的な検査データに現れていないか、あらわれていなくても、以前と比較してどんな感じなのか?

 

(弾力がおちてきたのか、乾燥が気になってしわが目立ち始めたのか…などなど)

 

というのをまたさらに西洋医学、解剖学的な観点からも観察してみて、西洋医学と東洋医学の考え方を行き来して、自分を徹底的に分析してみて下さい!

 

きっと、なんとなく美肌のために白きくらげ…と思っていたけれど、私は長芋のほうがいいかも、とか、わたしは黒きくらげのほうがいいかも!などなど、自分のベスト美肌食材を見つめなおすきっかけにもなるはずです!

 

お肌以外でも洗いざらい徹底分析して、新しい自分を発見してみて下さいね!

 

 

 

 

2016.09.12

東京校昼開講 短期通学コース増設と、体験入学講座開催のお知らせ

 

こんにちは!

主任講師の寺薗です。

この度、当校の資格講座のファーストステップである、「一番わかりやすい!中医学基礎理論と薬膳入門」の

お昼間の開講コースを10月より増設させていただくことになりました。

月に一回、集中して学ぶコースです。

国際薬膳学院の大切にしている、日本で無理なく続けていける「日本に特化した薬膳」への初めの第一歩を踏み出すきっかけになりますと幸いです。

何卒よろしくご検討の程をお願い申し上げます。

◉講座開講日程 第3金曜(月1回 一日2コマ)

1講目 10:00~12:30

2講目 13:30~16:00

10月21日 ①②

11月18日 ③④

12月9日 ⑤⑥(この日のみ第2金曜となります)

1月20日 ⑦⑧

2月17日 ⑨⑩

 (HPのカリキュラムは近日公開いたします。今しばらくお待ちくださいませ!)

 

また、お昼の開講に伴い、体験入学講座を再度開催させていただくことになりました!

**************

 

さしすせそ

 

テーマ「自炊女子の味方!五色の食材の取り入れ方と簡単フリージング術」

【日時】10月14日(金)14:00~16:00
【開催場所】国際薬膳学院東京校麻布十番教室
麻布十番駅(都営大江戸線/東京メトロ南北線5a出口 徒歩1分)※詳しい住所は、お申し込み時にお知らせ致します。
【講座内容】
【第一部】
・薬膳とは?
・五色の食べ物がなぜ養生になるのか?
・食べ物の「気」を最大限にいただく
・自炊女子の味方!簡単フリージング術
・トッピング調味料で五色のちょいたしテクニック
【第二部】学院の講座やカリキュラム・資格制度のご説明(30分程度)
・国際薬膳学院で開催中の講座のご説明
・取得できる資格・認定講師制度のご説明

テキスト・薬膳茶付き 3,000円(当日受付でお支払い下さい)

 <お申込みはこちら>

 

 

薬膳を効果的にするのは「続けること」

とはいえ毎日体調や体質に合わせて食材を買いに行ったり、たくさん食材を調達するのはちょっと無理があるな・・・

とあきらめていたあなた!

薬膳食材ってハードル高そう!おうちにあるもので何とかならないの?と思っているあなた!

そんなあなたに、毎日無理なく薬膳の第一歩が踏み出せるよう、

食材を簡単に調理する方法や、冷凍保存の知恵、トッピングだけで薬膳にしてしまうコツなど、すぐに使える情報盛りだくさんの講座をさせて頂きます!是非是非足をお運びいただければ、と思います!

何卒よろしくお願いいたします。

2016.09.05

ディープに掘り下げる中医学シリーズ、お申込み受付中!~チェックシート作成講座のご紹介~

こんにちは!

 

国際薬膳学院の主任講師の寺薗真衣です。

 

薬膳とは「食材の効能を知り、体調体質に合わせて適切な食材を適切な調理法で」という考え方のことですが、

 

その、体調や体質を判断するために、中医学基礎理論がとても大切なカギを握っております。

 

 

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食材の効能は知っている、でも実際に何を食べたらいいのか?という部分をクリアにするためには中医学の知識が必要になってくるわけです。

 

中医学は哲学的な部分も多く、またたくさんの漢字オンパレードで疲れてしまう。

 

でもそれをうまく使いこなしたい!

 

薬膳を使いこなすために、中医学を深めたい!

 

体調体質を正しく見定めて、一人一人に本当に必要な食材が何なのかをクリアにしたい!

 

「ディープに掘り下げる中医学シリーズ」はそんな皆様のために学院長の赤堀と主任講師の寺薗が実際に掘り下げてきた道筋そのままを講座にしたものです。

 

薬膳を学ぶ皆様のために、難解な中医学を少しでもクリアにしていただきたいと作った渾身の講座です。

 

そんなディープに掘り下げる中医学シリーズの内容を講座ごとにちょこっと紹介させていただきたいと思います!

 

ディープシリーズ②

五行のバランスチェックシートの作成方法とバランスシートの記入を見るポイント、 適する食材と調理法、禁忌の食材の注意点!

 

皆さんはカウンセリングをするとき、チェックシートを使用していますか?

そのチェックシート、どこかから引っ張ってきたものでしょうか?

自作のものでしょうか?

 

なんとなく気血津液のチェックシートや五行のチェックシート、誰かのものを参考に作った経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

 

では、その中身、隅々までしっかり把握できているでしょうか?

 

使いこなせていないチェックシートの中には意外と「これ、何を知りたいための質問なのかな??」と思うような項目がちらほら入っていたりします。

 

そのチェック項目をしっかり使いこなす、そしてオリジナルのしっかり体質が把握できるチェックシートを作成するためには

 

「五臓の色体表」がしっかり頭に入っている必要があります。

 

この講座では、色体表をしっかりおさらいし、解釈を深めたうえで、使いこなせるチェックシートづくりをお手伝いいたします。

また、食材をアドバイスすることを踏まえて、知っておくべき「五果・五菜・五穀・五畜」などにも触れていきます!

 

9月1日開催分もまだまだ受け付けております!

詳しくはこちら!

 

http://yaku-zen.jp/course/%E4%BA%94%E8%A1%8C%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90%E6%96%B9%E6%B3%95/

 

 

 

 

 

2016.08.30

主任講師寺薗真衣の「中医学ってどうやってべんきょうするのん?」⑧

国際薬膳学院の主任講師の寺薗がお送りする連載コラム、毎週月曜日に更新しております!

 

第8章「相手に興味を持つ②」

 

こんにちは!

 

主任講師の寺薗です。

本日は私の誕生日記念(笑)

 

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学院にてお祝いをしていただきました!

また、たくさんのメッセージもいただき、感無量でございます!

 

歳を一つ重ねましたが、これからも皆様にたくさん発信していきたいと思います!

 

 

先週、テーマに、番号がついていたので、お、このはなし、続くんだな、とお気づきの方もあるかと思いますが、今回は、

興味を持つ相手がぐぐーっと体の中へシフトいたします(笑)

 

そう、今日興味を持っていただくお相手は、「五臓六腑」です。

 

体の中の見えないものにどうやって興味を持てばよい??

 

それは、五臓六腑をキャラクターにするのが一番です。

 

************************

 

皆さんははじめましての誰かとお近づきになる時、どうしますか?

 

自己紹介しますよね。

 

「わたし、国際薬膳学院で薬膳を教えてます、京都出身の東京在住の寺薗真衣と申します。身長は142センチです。ちっちゃいですよね!」

 

といった具合です。(笑)

 

どこで、どんな仕事しているどんな人です、と自分の所在を明らかにして、知っていただきます。

 

そして、相手に「どこでなにをされている、どんな方か」

 

を教えて頂きます。

 

名前と自分の個人情報をやり取りすると、少し、お近づきになった気がしませんか?

 

そんな感じで、五臓六腑も擬人化してしまえばいいのです!

というわけで、お一人、自己紹介していただきます。

 

「中焦にすんでます、脾と申します!いろいろな食べ物を気血に変えるためのお手伝いをしているんですが、湿気が苦手なんですよ~!湿気があるとついつい動きが鈍っちゃってね。でもね、いろんな人に栄養が行き届いているか気がかりで気がかりで・・・、思いつめる癖があるんです」

 

 

どうでしょう?

 

仲良くなれそうな気がしませんか?(笑)

 

ちょっとオカン気質な前掛けをしたおかあさん・・・みたいなイメージを作っておくとさらにイメージでとらえることができます。

 

脾ってなに??

 

脾臓じゃないの?わからない!

 

ではなくて、どんなひとかな?何してる人かな?と身体の中の人たちにも興味をもってみて下さい!

 

きっと、ちょっとだけ身近に感じることができると思うのです。

 

そして、仲良く、五臓六腑がハッピーに過ごせるようにしてあげる(養生)と、五臓六腑がハッピーでいい仕事をしてくれます(健康)!

 

 

是非、擬人化、やってみて下さいね!

2016.08.29

大阪本校:9月に体験入学講座を開催いたします!

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皆様こんばんは!

国際薬膳学院 学院長の赤堀です。

 

 

この秋からまた新たな期のスタートを前に

国際薬膳学院では体験入学講座を開催いたします!

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【体験入学講座】 学院長 赤堀真澄によるミニ薬膳セミナー

■9月 8日(木)14:00~15:30

■ 9月10日(土)11:00~12:30

(両日ともに同じ内容です)

 

【第一部】

学院長 赤堀真澄によるミニ薬膳セミナー(45分程度)
テーマ「薬膳を日々の生活に取り入れる第一歩 薬膳生活を続けられるコツと実践方法」

・薬膳とは?
・中華料理でなくてもよい!薬膳は何料理でも構わない!
・日本人が薬膳を無理なく続けられる方法ご提案
・薬膳を作るのに具体的な食材の選び方
・薬膳食材をご飯に炊きこむコツ
・通常メニューの食材置き換え法
・おススメ薬膳食材の使い方の発想の転換法

 

【第二部】学院の講座やカリキュラム・資格制度のご説明(30分程度)

・国際薬膳学院で開催中の講座のご説明
・取得できる資格・認定講師制度のご説明

 

テキスト・薬膳茶付き 1,000円(当日受付でお支払い下さい)

 

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★薬膳、ちょっと興味ある!
★どんなことを勉強できるのか聞いてみよう
★食と健康についてかんがえてみよう

 

という薬膳が初めての方から

 

 
★食と健康のお仕事がしたい
★薬膳を学んだものの難しくていまいち使いこなせていない
★薬膳づくりの応用がきかない
★中医学の体質診断が苦手

 
というプロ志望の方まで

 

 

学院長 赤堀真澄がこれまで家族の抵抗を受けながらも、

それにも負けずどのように薬膳を自宅の料理に取り入れてきたか、

体験談をたっぷりにお話させていただきます!

梅雨時期薬膳画像

 

お申し込みはこちらまで

http://yaku-zen.jp/orderform/index.php

(お申込フォームが開きます)

 

 

その他、なんでもご不明な点は

お気軽にお問い合わせくださいませ!

 

http://yaku-zen.jp/orderform/index.php

(お問い合わせフォームはこちらです)

 

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております!

2016.08.29

主任講師寺薗真衣の「中医学ってどうやって勉強するのん?」⑦

第7章「相手に興味を持つ①」

 

こんにちは!

 

主任講師の寺薗です。

 

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(大根を引き抜く私の図)

皆さんは、中医学を勉強した先に何を見ているでしょうか?

 

「ちょっとの情報でスパーンと証を言い当てられるようになりたい」

 

でしょうか?それはそうですよね!

 

「中医学の考え方をベースに体質を考えながら癒しに役立てたい」

 

それもありますね!中医学は身体だけでなく、こころの状態も測ることができます。私もそう思ってアロマやハーブを学んだ経験があります。

 

それぞれの様々な想いの根本は何でしょうか?

 

それは「相手をなんとかしてあげたい!」

 

ということだと思うのです。

 

では、何とかしてあげたい相手について、あなたはどれくらい知っているでしょうか?

 

どれくらい知っているか、興味があるか、それによって弁証に必要な情報量が変わるのです。

 

************************

 

弁証を進めていくうえで、必要になってくる「問診」

 

色々と問いかけて、その答えで相手の状態をつかみ取ります。

 

その相手が、あなたの良く知る大切な両親であったり、ご主人や奥様やお子様など、長年ずっと見てきた人たちであれば、質問の先、行間にある言葉にならない部分まで、ある程度つかみ取ることができると思います。

 

例えば、「しんどい」とひとこと言われても、

 

ああ、きっと昨日海水浴に行ってきたって言ってたから、それだろうな

 

とか

 

最近オリンピックに夢中で早朝からテレビ見てるからだろうな、

 

とか

 

仕事が忙しくて、疲れがたまってるんだろうな、

 

などなど、想像することができますよね。

 

しかし全く知らないお客様の場合はどうでしょう?

 

昨日夜更かししたかどうか、仕事が忙しいかどうか、趣味がマリンアクティビティーかどうか、聞かないとわからないのです。

 

しかし、初対面で、証を見立てるためとはいえ、グイグイ質問するのって、ちょっと気が引けるわ・・・

 

もしくは、お客様が突拍子もない質問に構えてしまわれたらどうしよう・・・

 

というとき、何でカバーするか?

 

それが今回のタイトルである「相手に興味を持つ」です!

 

 

いろいろ聞く前段階として、望診でいろいろ観察をして、

 

あ、目が充血してるな、ということは目を使ってるな~

 

目を使うことについて聞いてみようかな

 

などなど、的を絞っていきたいわけです。

 

そこで、

 

目が充血してる!大丈夫かな??なにかあったのかな???

 

と、少しの異常を見逃さないくらいに、その人に興味を持ってみるのがポイントです。

 

 

グイグイ質問するのって、ちょっと気が引けるわ・・・というときこそ、観察をしっかりする、というのは私が今までやってきたことだったりします。

 

私はもともと人見知りで、初めての方とお話しする時とってもぎこちなくなることが多かったのですが、(うそー!と言われそうですが(笑))

 

その分、望診でカバーしてきたんじゃないかな、と思っています。

 

名だたる老中医の先生方は、舌を見ただけで昨日何を食べたかわかったり、病歴がわかったり、立っているだけでどこが悪いか言い当てたり、というすごい方々がたくさんいらっしゃいます。

(もちろん、私はまだまだそんなことはできないですが)

 

それくらい、見て得られる情報って実は大事なんですね。

 

興味がなくったって、見てわかればいいじゃない!という考え方もありますが、興味を持ってその人を何とかしよう!と思って絞り出したアドバイスは、きっと効果を発揮します!

 

老中医目指して(スケールでっかすぎでしょうか??(笑))がんばりましょう!

 

 

興味を持って集めた情報をしっかり仕分けてクリアに弁証する!

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2016.08.22

主任講師寺薗真衣の中医学コラム「中医学ってどうやって勉強するのん?」⑥

国際薬膳学院の主任講師の寺薗がお送りする連載コラム、毎週月曜日に更新しております!!

 

第6章「中医学の三原則」

 

こんにちは!

 

主任講師の寺薗です。

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(豆腐を作る私の図)

今日は中医学を勉強すればするほど、ふと忘れてしまうキホンのキホンについてお話ししたいと思います。

 

まず、中医学の勉強の一番大切なこと。

 

それはズバリ「基礎理論」です。

 

基礎理論は、一度勉強しただけでは見つけられない情報の宝庫です。

 

何度戻ってきても、必ず新しい発見があります。

 

それはなぜかというと、自分が今いるレベルが少しずつ変化するからです。

 

 

昔、家にクリスマスツリーがあって、見上げるほどに大きい、こんなに大きなクリスマスツリーはなかなかないなー!と思っていたら、大人になってから同じクリスマスツリーを引っ張り出してみると、私の背丈ほどのツリーでした。

 

あれ、こんなに小さかったっけ??と思ったわけです。

 

つまり、自分が成長していれば、視点はどんどん変化していき、下から見た時、横から見た時、上から見た時、遠くから見た時…と視点が変わるごとに今まで気づかなかったものが見えたり、見つけたりするわけです。

 

中医学も本質も情報も今も昔も同じ。なのにこんなに学びに多くの発見があるのは、視点が変わると、捉え方が変わるからだと思うのです。

 

 

そんな中医学、どんなに勉強しても、忘れてはいけないこと、それはたった3つだけです。

 

*****************

 

中医学の3原則、

 

それは

 

「足りないものは補う」

 

「いらないものは出す」

 

「止まってたら動かす」

 

これだけです!

 

もう少し応用すると、

 

「いらないものを出すためにも、詰まっていたら(止まっていたら)動かして、そのあと足りないものを補う」

 

 

という感じ!

 

 

さらにさらに、勉強を進めるためには、要らないものを出す時に活躍する臓器はどこか?

 

何かを補うときに活躍する臓器はどこか?

 

詰まっていたらどこを調整すればよいか?

 

ということを勉強していくと良いのです。

 

 

例えば「しんどい」とき、

 

元気になってもらうためのパワーを補う。のですよね。

 

その時に、パワーが補えないほど余分なものを溜めていたら・・・出しますよね。

 

しんどいのが、エネルギーがちゃんと稼働していないからだったら・・・エネルギーを使えるように動かしますよね。

 

 

それを、補気するために、瀉して、理気する

 

という感じです。

 

じゃあ、補気するためにどうする?

瀉するためにどうする?

理気するためにどうする?

 

と一歩一歩踏み込んでいくと、、

 

ちゃんと弁証ができてくるわけです!!

 

 

 

あれれ、わからなくなってきた!

 

と思ったときは、この3原則、必ず思い出してみて下さいね。

 

そもそも私、今何をしたいんだったっけ???

 

きっと答えが見えてくるはず!

 

 

 

体の中でどこで何が動いてるの?

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2016.08.15

主任講師寺薗真衣の「中医学ってどうやって勉強するのん?」⑤

第5章「おしてもだめならひいてみる」

 

こんにちは!主任講師の寺薗真衣です。

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「弁証の結論が出せません」といわれた時のお話です。

 

漢方薬や、食材を一人一人に合わせてきめていくとき、最終的にその人の「証」を一つに絞らなければなりません。

 

ですが、

例えば、「最近疲れ気味で、食欲もありません、肩こりや頭痛もあります」

 

と言われたら・・・

 

疲れを取ればよいのか、食欲が出るようにすればよいのか、はたまた肩こり頭痛を和らげてあげればよいのか…結局この方をどうしてあげればよいか、迷ってしまうのです。

 

証を導き出す時に、一人一人の訴えはとても重要な手がかりとなります。

 

しかし、一つ一つの訴えばかりに注目して、

 

その人を元気にしてあげる、という根本的な目標を忘れていませんか?

 

弁証に必要な情報収集をすることばかりに気を取られて、何がしたいのか、道を見失ってしまうこと、よくあるとおもうんです。

 

今日はそんなときどうするかをお話ししたいと思います!

 

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弁証は車の運転に似ていると思います。

 

運転初心者だと、とても視野が狭くなって、横や後ろまで気を回す余裕がなかったりします。

そんなころは、肩に力が入って、ハンドルを両手でぐっとしっかり握りしめて前のめりになっている、という感じ。

 

一方でかっこよく運転している人って、どーんとリラックスした体勢で、ハンドルは軽く片手で、時折バックミラーの調整をしてみたり・・・それでいて、急に自転車が飛び出してきても、さっとブレーキを踏める。カッコいいですよね。

 

また、さらにどこか目的地へ行くときに、知らないところをきょろきょろしながら走るのと、土地勘があって、目的地へ迷いなく向かうときでは、運転するスピードも違ってきます。

また、このあたりでこっちの車線に移動していたほうが曲がりやすい、とか、このあたりは行き違いが大変、とか細かい情報を知っていると、注意しておくウェイトをうまく調整することができるわけです。

 

弁証だと、探り探り、一つ一つの情報をぐいぐい聞いていくのではなく、

まずは、このひと、どの程度困っているのだろう?

どれくらい長びいてこまっているのだろう?

 

と、ぐっと引いて全体を見るようにすることをお勧めします。

全体的にばっくりととらえてしまうのです。

 

「頭が痛い」という目的地までの道のりが、大変なのか、簡単なのか、頭に入れたうえで細かいことを突っ込んでいくわけです。

 

激しい吐き気で動けないくらいの片頭痛を長く抱えているというのと、

湿度が高い時だけおこるというのと、

ちょっと風邪っぽいだけというのでは、同じ頭痛の改善であっても、力の入れ具合が変わるのがわかると思います。

 

必死に押している間に見失っていることをぐっと引いて確認すると、きっと近くて見えなかったことが見えてくるはずです。

 

 

押してもだめなら引いてみて下さい!

 

弁証を少ない情報でストライクゾーンにパーンと一発決める、ってとってもカッコいいし、爽快ですよね。

でも、かっこよく使いこなすまでに、練習は必要です。

こうきたら、こうだ!というマニュアルが自分の中でできてくれば、こっちのもんです!

 

かっこいい運転(弁証)ができる自分を目指して、練習を積んでいきましょうね!

 

 

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2016.08.08