中華料理の定番はメニュー開発ヒントの宝庫?!
こんにちは!
国際薬膳学院 副学院長の寺薗です。
「二番目にわかりやすい!薬膳本科」のカリキュラムでは、季節の食材を食材のカテゴリー別にして掘り下げる内容があります。
例えば、お米類(赤米、黒米、もち米、玄米など)はそれぞれの特徴がありながらも、気を補う、という方針で使える食材、という感じです。
そしてそれぞれの食材に特に効果を上げる組み合わせがあったりします。
それぞれの組み合わせを知っても、どうやって使うのかわからなかったりするとき、まずは定番の中華料理を参考にするのがお勧めです。
例えば、
海老とニラ
これは身体を温める鉄板コンビです。
続いて卵とトマト
これは元気を補う鉄板コンビ
どれも必ず中華料理屋さんのメニューにあるはずです。
以前訪れた台湾では、こんなコンビもありましたよ
菜っ葉と小魚と落花生の炒め物
これは青い葉物野菜と青背の魚!ということは肝に行きそう!
というところに落花生の血を補う効能できっと肝の血を補うメニュー!
こんな感じです。
そこに、例えばいろどりを加えるなら肝にアプローチできるほかの食材から探してみて、
クコの実や人参をチョイスすると、方針を変えずに見た目がパワーアップする、というわけです。
中華料理の定番は、組み合わせに意味があることが多く、その組み合わせの意図を考えながら食べると効果も倍増。
これからはバー〇ヤンや、餃子の〇将のメニューブックが教科書になりそうですね!(笑)
そして、中華料理の定番で鉄板を勉強したら、つぎは「和学薬膳」!ということで和食の定番を薬膳に変える工夫をしてみましょう!
海老ニラ炒め→海老の艶煮ににらを散らして
トマトと卵の炒め物→トマトいり茶碗蒸し
青菜の炒め物は炒めるときの調味料や油をアレンジして和風にしたり、小魚をちりめんじゃこに変えるのもいいですね!
ああ~今日は疲れたからトマト茶碗蒸し食べよー!
なんていう人が増えるといいですね!
中級でメニュー開発に頭を悩ませているあなたも是非参考にしてみてくださいね!
2019.11.18