「冬病夏治」にもってこいの食材
こんにちは!
国際薬膳学院 副学院長の寺薗真衣です。
少しずつ夏が終わりに向かっている雰囲気が出てきましたね。
今年も暑かった!
(まだ暑いけれども)
この暑い夏の間にやっておきたいことの一つが
冬のケア!
「冬病夏治」という言葉があり、漢字の通り、冬の病は夏に治すという考え方です。
例えば花粉症をはじめとした鼻水などの冬に出やすいトラブル。
日本なら症状がピークになる冬に病院に駆け込む人でごった返しますが
中国は病院が混む時期は夏だといいます。
まさに冬病夏治を実践していてすごいですよね。
そんな、冬に起こるトラブルに見舞われないように、夏の間に腎を強化しておきたいところ。
腎に帰経をもつ海藻類はそのほとんどが体を冷やす食材。
冬に海藻をモリモリ食べる!となると、食べ方にかなり工夫が必要ですが、(サラダなどで食べるのはちょっと微妙です。)
夏の時期なら、この冷やす効能が火照った体をクールダウンするのに使えて、同時に身体のドロドロを排出して、さらに腎のケアまでできるというのですから
とっても使いやすい食材になります!
もずくやめかぶはつるっと食べられて、夏バテ気味の時でも食べやすくてありがたいですよね。
この間、鳴門のワカメがたくさん練りこまれたおいしい麺をいただき、ちょっと腎を意識した麺を作ってみました。
エビとみょうが!
だしつゆには黒すりごまも入れてみました。
エビやみょうがは体を温める食材なので身体の冷やしすぎ防止にもなります。
薬膳的薬効がプラスされた加工食品はとても楽しいですね!
是非お手軽海藻、取り入れてみてくださいね!
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2019.08.27