今までにない薬膳教育「日本人のための薬膳」/ 国際薬膳学院・大阪 / 東京

腰を痛めた母の薬膳料理を作りました

皆様こんばんは。

国際薬膳学院 学院長の赤堀真澄です。

 

 

母から「何もないところで尻もちをつき
腰の骨にヒビが入った」と連絡あり。

自分で確認するまで心配していましたが
母の状態は大したことなく
患部の状態も腫れも炎症もなし。

それでも腰を痛めたことに変わりはないので
母の状態を見ながら作った薬膳料理を
シリーズでご紹介していきます。

 

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昆布・なす・ごぼう・干しシイタケの煮もの

 


(これを作った意味)
打撲したところは血の巡りが悪くなっているため(瘀血)
血液をサラサラにする効果のある食材で活血させ
なおかつ腰を管轄する腎を補う黒い食材を使った煮物です。

 

ここで意識するのは「寒熱の状態」

 

患部の状態・・・熱感なし
本人の体感・・・特に暑くもなく寒くもなく

なすや昆布、ごぼうは冷やすので
にんじんを加えて煮ものにするということで
冷やしすぎを防ぎました。

 

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和栗のペーストとマッシュルーム入りクリームシチュー
(これを作った意味)
栗は血行を良くして下半身強化に役立つ食材。
頂きものの栗を蒸して実を出し、
カルシウム豊富なクリームシチューに溶かし込みました。

マッシュルームはしびれや麻痺に良い食材のため投入。
シチューによく合うきのこですし!

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しし唐辛子とじゃこの煮びたし 山椒の実の佃煮風味

(これを作った意味)
夏の血液サラサラ食材といえば
ししとうやピーマン。
この時期の活血食材に最適です。

 

 

単独では体を冷やしてしまうので
山椒の実の佃煮と一緒に炊きました。

 

じゃこでもカルシウムを補い、骨の修復促進に!

母に「何を食べたい?」って聞くと
「揚げ物!」とのこと・・・・

普段自分のためには古油の処理が面倒で
全く揚げ物をしないとのこと。

 

 

じゃあ、今の状態でも食べられる揚げ物にしよう。

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エビ天入り昆布だしのおうどん

(これを作った意味)
腰痛に良いエビを使った揚げ物を作りました。
ただエビも温性、揚げ物という調理法も
必要以上に体を熱くしてしまいます。

 

 

今、母は打撲がある状態ですので
暑くし過ぎない工夫として
うどんだしに「かつお節」を使わないこと。

 



かつおは体を温めてしまうからです。

 

 

冷やす昆布で丁寧に出汁を取れば
エビ天の温めすぎを緩和させます。

 

美味しいめんつゆと良質の塩を使ったので
ぼんやりせず美味しいおうどんになりました!

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とんかつにも大根おろしをたっぷり添えて。

 

 

大根おろしは涼性で
揚げ物の「体を熱くする」作用を緩和します。

 

 

続きはパート2で!

2016.09.20